日清紡、今やただの糸屋ではない

日清紡、最近ではテレビCMもしていたことで、少しばかり一般の投資とは無縁の人々にも知名度が付いたと思われる。紡績企業はかつて、日本が軽工業で栄えた時代の遺物であり、もはや斜陽産業、後は廃れるだけというイメージを持っている人も多いのでは無かろうか。もちろん、一面としてそれは間違いではない。少なくとも絹糸や綿糸を作るだけの、中小の紡績企業については、もはや言うまでも無いほど今後の経営についてはリスクが多いと言えるだろう。だが、日清紡のような大手紡績企業は、今やハイテク素材を制作したり、自動車部品や医薬などにも進出し、派手さこそ無いが、もはや素材企業として無くてはならない地位を築いている。研究開発も盛んであり、今後を考えると、一山当てるような大きな値動きを見ることも十分に可能性がある。短期としてはそれほどのうま味はないかも知れないが、中長期の投資として考えると、ストロングバイとして、ポートフォリオの片隅に加えるのは悪くないと思われる。


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